この冬はこれまで、乾燥注意報があまり出ていませんでしたが
2月は例年並みの寒さに戻るとの予報が出ているため
空気も乾燥するかもしれませんね。
そうなると、新型コロナウイルスも心配ですが
インフルエンザの流行も気がかりとなります。
乾燥対策として加湿器を使用している方も多いと思いますが
そうすると今度は、高温多湿の部屋でカビが一気に繁殖し
喘息や肺炎に・・・なんてことにもなりかねません。
ではどうすればよいのか。
答えは温度・湿度をあげすぎない、
ということです。
カビ予防のための推奨湿度は
相対湿度で30~50%だそうです。
対して、ウイルスに関しては
感染経路である鼻や口、気道の粘膜が
健康的な状態を保つために適切な湿度は
50%前後と言われているようです。
冬の快適な室内の温度は18~22℃、
湿度は45~60%だそうですので
この範囲内に保つことが理想ということですね。
また、適度に部屋の換気を行うことでウイルスを追い出したり、
空気を動かすことで飛散したカビの胞子を根付きにくくします。
密閉された部屋の余分な湿気を排出することにもなりますし
寝る前に行うことで結露を減らす効果もあるそうです。
結露は断熱リフォームをすることでも減らせますよ。
特に、アルミサッシのお宅であれば
樹脂サッシとの二重窓にするリフォームは
暖房効率もアップするためおすすめです。
春ももうすぐそこまで来ています。
残りの冬を、快適なお部屋で乗り切りましょう!