あけましておめでとうございます。
2021年度は十干が「辛 かのと」で十二支が「丑 うし」ということで干支は「辛丑 かのとうし」です。
干支は60種類あって、60年で一周します。
「辛 かのと」は季節で言えば秋の終わりごろ、植物なら枯れた状態で、実は腐って地面に落ち、
次世代の種を大地に還す途中といったところです。
「丑 うし」は発芽直前の曲がった芽が種子の硬い殻を破ろうとしている状態で、命の息吹を表しています。
「辛と丑」は相性の関係にあります。相性とは相手の力を生かし強め合う関係をいいます。
衰退や痛みが大きければ命の初動が大きくなり、芽吹きが大きければその分激烈にかれます。
また、辛いことが大きいだけ、大きな希望が芽生える事を示しています。
新型コロナウイルスはいまだに終息していません。
まさしく、2021年は辛いことが多いだけ大きな希望が芽生える年、いろいろと変る時、まさに転換期ではないでしょうか。
コロナがあったからこそ世の中は激変します。さらに大きく進歩します。
2021年はじっと我慢する年、物事は前向きに考え、1年間やれることは地道に行い、常に希望を持って頑張って行きましょう。
池村